鉄の4分の1の軽さで、10倍の強度を持った
カーボンファイバー(炭素繊維)は、加工が非常
に困難な短所を持つ素材です。
Markforged(マークフォージド)の3Dプリ
ンター「Mark Two」は、カーボンファイバー
での造形を世界で始めて可能にした3Dプリン
ターです。表面はOnyxやナイロンを使い滑ら
かに、内部をカーボンファイバーで造形するこ
とで、比類なき強度と精度での造形が可能です。
Mark Twoでは、外側はONYXなどの樹脂、
内部はファイバー素材で強化することで、造
形物の強度と剛性、耐久性は比類ないものに
仕上がります。
そのため、製造工程で使用する
治具や、強度を要求される部品の製造を3Dプ
リンターで行うことが可能となります。現在
は、生産用の治具を作るには長い時間と大きな
コストが必要です。
しかし、「Mark Two」を
使えば従来の数分の1の時間とコストで、実際
に支えるパーツを入手することが可能となりま
す。
Mark Twoでは、造形物を強化するために、
他の3Dプリンターでは扱うことが出来ない
素材を使用することが可能です。
用途に合わせて、カーボンファイバーやファイ
バーグラス、ケブラーなどを使い分けることが
出来ます。
例えば、高耐熱 ファイバーグラス
素材で出力した造形物は、射出成型用の型とし
て使うことも可能です。
❑対応可能なファイル形式
当社が対応可能なファイル形式はstep、iges、sldprt、stl、obj、3mfです。(※stl、obj、3mf形式のデータはデータ修正が出来ません)
❑部品が複数の場合
1ファイルにつき、1部品でのデータ作成をお願い致します。部品点数が複数の場合、部品毎に入稿下さい。
❑寸法の単位
3DCAD上で「10」と表示された数値が10mmを指すのか10inchを指すのかはご使用になられるの3DCADの設定次第になります。
STLデータは3Dプリンターにおいて全ての数値がmm単位として扱われます。
3DCADの単位設定を確認し、mm以外で作成されている場合はSTL変換時に正しい倍率をかけてmm単位に変換して下さい。
❑STLデータのエラー
3DデータをSTLへ変換する際に「面が交差する」「面が反転する」「隙間が開く」等のエラーが発生する事がございます。
それらのエラーがある状態では正しくプリントが出来ません。
❑その他
・Z方向(高さ側)の寸法が目安として0.8mm未満の形状は正確な造形が出来ません。よくある例としては針のような形状の設計です。
針の先端付近は0.8未満となるため造形が出来ません。0.8mm以上の寸法へと修正をお願い致します。
❑ネジについて
ネジ山はM4から造形が可能ではあるものの材質が金属の物と違い強度面において取り扱いに注意が必要となります。
ネジ山が必要な場合は下穴のみを造形し、後加工にてインサートナットを圧入/接着することによってネジ部の加工精度と強度を上げることが可能です。
Markforgedでレース用ドローンのキャノピーをプリントしました。
【※Zimack価格¥19,400 他社価格¥38,800(インサートナット加工料は含まれておりません。)】
キャスター取り付けベースを設計・プリントしました。
お客様がデザインしたトロフィーをプリントしました。
GHK製のSG553に装着出来るトイガン用ACRストックのアダプター
海外より輸入不可とのことで作成依頼を頂きました。
モデルガンパーツなど図面がなくても現物があれば作成可能です。